朝晩涼しくなってきました😊
秋風が気持ちいい季節ですね‼︎
気温が下がってきたので、水道水も少しずつ冷たくなりました! 歯磨きのときにしみるようになった方もいらっしゃるでしょう。
プラークコントロール!という言葉を聞いたことはありますか⁈
歯がしみるのは虫歯だけではありません。
加齢や歯周病で歯肉が少し下がり、歯の根が露出してきたことによってしみる知覚過敏も多いです。
プラークとは歯の表面に見られる付着物で、以前は歯垢と呼ばれていたものです。
よく食べかすだと思われる方が多いですが、実は食べかすを餌に増えていった生きている細菌の塊です。歯科の2大疾患、虫歯と歯周病の原因となるものです。
歯面は通常ペリクルという唾液由来の糖タンパクの皮膜に覆われています。
ペリクルに直接付着できる細菌は連鎖球菌や放線菌と限られていますが、プラークが増殖すると直接ペリクルに付着はできないものの、その細菌にくっつける菌が集まって、細菌同士が手を結びます。
そしてまたその菌にくっつける菌が手を繋ぎ‥と繰り返して多種多様な細菌の塊になるのです。
成熟すると特に歯周病原菌と言われる、歯周病に関して悪さをする細菌が増えていきます。
お口の中はおびただしい数の細菌でいっぱいですので、どんなに頑張っても無菌にすることはできませんが、歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシなどの補助的道具も使って頂きながら、悪さをしない程度のプラーク量にコントロールしていくことが必要です。
このプラークコントロールが上手になると、知覚過敏も軽減することがあります。
そして、どんなに丁寧に歯磨きをしていても、何となくザラつきを感じることがありますよね?
ご自身の歯磨きのみで、完全に磨き切ることは難しいのです。
定期的に歯科医院でクリーニングをすることが、大切な歯を長持ちさせることに繋がります‼︎😊