こんにちは。五十嵐です。
今年も残すところ1週間きりましたね。
我慢の強いられた1年でしたが、来年は通年通りの日常が送れることを願うばかりです。
歯周病がインフルエンザの感染リスクを高めることは以前から知られていましたが、新型コロナウイルスでも同じことが言えるのだそうです。
新型コロナウイルス感染症の死亡や重症化リスクを高める要因として、これまで言われていた心臓病、高血圧、糖尿病などだけではなく、口腔内細菌(歯周病菌など)も関係しているそうです。
歯周病菌はプロテアーゼという酵素をだしますが、これが粘膜を傷つけてウイルスを侵入しやすくしています。
また歯周病で歯茎に慢性的な炎症が起きていると、炎症物質が産生されウイルスによる感染を促進するそうです。
子供が新型コロナウイルスに感染しにくく、軽症や無症状で済むのは、歯周病菌がほとんどいないことが理由のひとつだそうです。
新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ予防の基本は「ワクチン・マスク・手洗い」とされていますが、ここに口腔ケアを加えると効果はより高まりそうです。
まずは、手軽に出来る予防から始めてみましょう。
年明けは5日の火曜日から診療しています。
密を避け、体調管理に気をつけながら、のんびりと年末年始をお過ごし下さいね。