医療法人社団幸隆会 裕木歯科クリニック

歯の外傷の対応

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歯の外傷の対応

歯の外傷の対応

2020/12/01

歯科医師の青木です。

コロナ、第3波が警鐘される中、だんだんと外出する機会も増えている頃かと思います。

外に出て公園で遊ぶ機会やスポーツをすることも増えていることからか、最近、歯の外傷のお子さんの診察をすることが多いので、今日は外傷歯の対応について書きたいと思います。

どこかにぶつかったり、ボールが当たったりして

①歯に衝撃が加わり、歯が割れずに位置が動いてしまった(1:亜脱臼)

②歯自体が割れてしまった、欠けてしまった(2:破折)

出血がある場合には、ガーゼなどで圧迫して、そのまま歯科医院を受診してください。

次に、歯が完全に抜け落ちてしまった(3:脱臼)場合についてです。

抜けた歯を拾う時は、歯冠部を持ち、歯根部は触らないで下さい。(4:歯の部位の名称)

②砂が付着したりして歯が汚れている場合は歯の保存液か牛乳で洗います。これらがない場合は水道水で10秒~20秒程度すすぎます。

乾燥させないように(1-3)して、なるべく早く歯科医院を受診してください。

(1)歯の保存液に漬ける

(2)牛乳

(3)唾液(歯を抜けた箇所にゆっくりと差し込み、自分で元の位置に戻す)

2時間以内が再植可能となる目安です。早ければ早いほどもとにもどる可能性が高いです。再植後は必要に応じて神経処置を行います。

重要なのは、歯根部の周りには歯根膜と言われる組織があり、これをいかに良い状態でもとに戻すかが鍵になります。

やってはいけないことは、

①ティッシュでくるむ

②歯をゴシゴシこすってきれいにする

30分以上、水道水に漬ける

です。

運動を盛んにするようになる学童期に多い、前歯の外傷ですが、6歳前後で永久歯に生え替わっているので、一生使う歯です。

怪我をしないのが1番ですが、してしまったら、落ち着いて、適切な対応をできるようにしたいものです。

図1図1

図2図2図3図3図4図4

 

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住所 : 埼玉県さいたま市緑区美園6丁目7−26
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